新米出荷開始しました!

29年産魚沼産コシヒカリの出荷を開始しました。

私も週末に魚沼へ出向き、出荷作業を手伝ってきました。

 

魚沼に到着してすぐに、各農家さんから玄米を集荷し、精米をおこないました。

9月の台風の影響もほとんどなく、元気よく育った稲から取れた玄米は、精米前からツヤツヤに輝いていて、この段階で期待が膨らみます。

精米機にかけ、しばらくするとお米の甘い匂いがあたり一面に漂います。

今年もみずみずしく透けるような輝きを放つ、実に見事な白米が出てきました。

 

早速お昼に新米を炊きました。

炊き上がってから約10分間後、蓋を空けると真っ白な新米がピシッと立って炊きあがっていました。

水分を含んだお米は、精米時より一層輝きを増し、一粒一粒がキラキラ光り、食欲をそそります。

お椀によそるのを待つことが出来ず思わず釜から直接ひと口…

「おいしい!」

頬張った瞬間に感じるほのかな香り。かみしめるたびに増す甘み。

毎年味わっているのですが、毎年感動を覚える味というのは、新米だけではないでしょうか。

一膳目はおかずに何も手を付けず、物凄い勢いで平らげてしまいました…

なによりも一気にたいらげる。これが一番の美味しいという答えだと思います。

本当に美味しかったです。

豊穣の秋。ツヤツヤふっくら、目にも美しいご飯で、お米の国に生まれた喜びを噛みしめました。