クマ注意!? ドキドキしながら出会ったホタルの光

新米の生育状況を確認しに魚沼へ行ってきました。

魚沼地方では、5月下旬から行われた田植えも終わり、現在は稲が力強く成長する大切な生育期を迎えています。田んぼを訪れると、一面に鮮やかな緑が広がり、初夏の爽やかな風に揺れる稲の姿がとても印象的でした。

生産者の南雲さんにお話をうかがいました。
「現時点での生育状況は順調です。今年の夏も厳しい暑さが気になるところですが、昨年同様、飽水管理(水を切らさず、かといって水をためすぎない)など、高温対策をしっかりやっていきたいと思います。」と、暑さ対策への備えも万全とのことで、心強く感じました。

稲の様子も確認できたところで、この時期だけしか見られないホタルの観賞スポット、湯沢中里「ホタルの里」へ足を運んでみました。

日が落ちると周辺は街灯もほとんどなく、1メートル先も見えない真っ暗闇…
入口はどこにあるのかと探していると、飛び込んできたのはまさかの「クマ注意」と書かれた看板!!そこが入り口でした(笑)さらに看板の下には大きな箱が置かれており、中にはクマよけの鈴がたくさん入っていて、ホタルを見る前から心臓はドキドキ状態でした。

鈴を手に取ると、手の震えで自然と「チリン、チリン」と音が鳴ります。森の中を恐る恐る歩を進めていくと、ふわり、ふわりと小さな緑色の光が浮かび上がります。
気がつけば、あちらこちらでホタルが静かに舞い始め、辺りは幻想的な光に包まれていました。
自然が織りなす美しさに、時間を忘れて見入ってしまいました。と言いたいところですが、その美しさに浸る余裕はほとんどなく…
時折聞こえる「ガサガサ…」という音が聞こえるたびに、体がビクッと反応し、「風か…クマか?」と緊張しながら、結局最後まで、ホタルの光と物音の両方にドキドキしながらの鑑賞となりました。

美味しいお米を育む魚沼の豊かな自然。昼間とはまったく違う表情を見ることができました。

夏に越後湯沢へ訪れる機会がありましたら、ぜひ夜の「ホタルの里」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
その際はくれぐれも鈴の装着は忘れずにお願いします(笑)。