雨ニモマケズ 風ニモマケズ

新米たちの様子を見に三連休を利用して、魚沼地方へ行ってきました。

台風が来ていたため、土日は終日ぐずついた天気で、日曜の深夜は大荒れでしたが、月曜日は台風一過で青空が広がっていました。

快晴の空の下、魚沼地方をまわり、生産者の方や米のソムリエ:富井さんとお話をしてきました。

道すがら田んぼを眺めると、台風にあおられ倒伏した稲があちこち見受けられたので心配でしたが、我々がお願いしている生産者さんの田んぼに行ってみると、稲は一部倒伏が見られたものの、まるで台風など来なかったかのように立派に立ち、青空をバックに金色の稲穂を元気よく実らせていました。

生産者の方も開口一番
「今回の台風はすごかったんで、昨日の晩は稲が倒れないか心配でしたが、何とか耐えてくれたみたいで安心しました。」
と安堵の表情を浮かべていました。

「今回の台風を乗り切ったのでまずは一安心。しばらくは天気が良さそうなので、稲もこのまま順調に成熟していって、予定通り刈り入れが出来そうです。」と、満面の笑顔で答えてくれました。

地元魚沼の米のソムリエ:富井さんも、まずは稲の倒伏が殆どない事にほっと一息。
「やはり倒伏は品質の低下をまねきますからね。」
それから稲穂を手に取り、一つずつ実入りを確認していましたが、大きくうなずき、納得の表情を浮かべていました。

今年のお米も期待できそうです。

追記:
ちなみに、他の田んぼの稲の倒伏は台風の影響が大部分ですが、収量を多くするために、田んぼ1枚にたくさん苗を植えたり、肥料を多くやりすぎると稲が弱くなって、倒伏しやすいのだそうです。