目に青葉 山ホトトギス アスパラガス

田植えの状況が気になり、魚沼へ行ってきました。

 

関越道を塩沢石打ICで降り、「十二峠」と呼ばれる国道353号線沿いの新緑を愛でながら、十日町方面に向かいました。

 

今年は例年に比べ降雪量が多かったためか、どの農家さんも田植えが遅かったようで、山間部では一部雪が残っているところもあり、この時期に田植えをしている農家さんもいらっしゃいました。

お会いした農家さんからお話を伺ったところ「今年は雪が多かったので、田植えは遅れましたが、夏場の暑い時期でも雪解け水が使えるので、稲には良いと思います。」との事でした。

 

無事田植えも済んでまずは一安心。今年も稲が順調に生育するよう、近くの神社でお参りをしてきました。

 

 

翌日は津南のアスパラガス農家:涌井さんの収穫風景を見学しました。

 

魚沼地方の「豊饒な土壌」、標高430mの「沖の原台地の気候」、日本百名水にも選ばれる「竜ヶ窪の水」に育まれた津南高原のアスパラガスは、豊洲市場でも高い評価を受けるブランド品となっています。

朝5時からの収穫作業は、朝霧の立ち込める中、アスパラガスの成長具合を見ながら一本一本手で刈り取る重労働。1日の収穫作業で約12kmも歩くのだそうです。

 

30センチはあろうかという立派なサイズのアスパラガスは露地栽培ならではのグリーンが色濃く、凛とまっすぐ伸びた素晴らしいフォルム。

朝露を受けて、手に取るとひんやりとしていました。

収穫したてのアスパラガスを、茹で、焼き、卵炒めでいただきましたが、根に近い太い茎でも柔らか~。

しゃっくりとした食感から、甘~いアスパラのジュースが溢れ出し、まるでトウモロコシを食べているかのような感じがしました。

 

 

 

今年は山菜の時期に訪問できず沈んでいたのですが、涌井さんのアスパラガスで雪国の春の味覚を堪能。元気をいただきました!