炊飯土鍋で新米を楽しむ

10月9日より3年産極上魚沼産コシヒカリの出荷を開始いたしました。

新米の季節になり、「せっかくの新米だから美味しく炊きたい!」というお問い合わせが増えています。

そんな方にお勧めしたいのが「炊飯土鍋」です。

土鍋でご飯を炊くというと、炊飯器より時間がかかったり、火加減が難しかったり、お手入れが手間なのではと思われる方も多いと思います。

実は、炊飯土鍋は炊飯器と比べてグッと短い時間でご飯を炊くことができます。土鍋でご飯を炊く場合は浸漬や蒸らしの時間があるため、実際にかかる時間はどちらも1時間程度なのですが、土鍋は火にかけている時間が20分程度と、炊飯器に比べて格段に短いため、水光熱費の節約にもなります。

お手入れも炊飯器はパーツが多く、細かい部品は食器棚に埋もれたりして片付けも大変ですが、土鍋は、蓋と鍋を水洗いするだけと簡単。時短にもなりますし、常に清潔に保つことができます。

最近では炊飯器の性能が向上し、お釜で炊いたようなご飯を再現するようなものも販売されていますが、やはり土鍋で炊いたご飯のようにはいきません。

土鍋のご飯が美味しく炊けるのには理由があります。

土鍋には、熱がゆっくり伝わり冷めるのも遅いという特徴があるため、火を止めた後も高温状態が続き、お米にじっくり火が通ります。

「始めチョロチョロ、中パッパ」を実現してくれるため、土鍋で炊いたご飯がおいしく炊き上がるのです。火加減も数回炊いていく内に、自分好みの硬さ加減に調整できるようになります。

また、なんといっても土鍋でご飯を炊く一番の楽しみは「おこげ」。おこげだけは炊飯器では再現できない、炊飯土鍋ならではの魅力です。

 

 

 

厳選吟味では、ミシュラン星獲得店「恵比寿なすび亭」の名物:炊き込みご飯に使用される自慢の土鍋「匠人の土鍋 唐津焼」を、今回特別に取り扱わせていただけることとなりました。

唐津焼きの職人が一つ一つ手作業で丁寧に作り上げた土鍋は、吉岡氏の「土鍋でご飯を炊くこと」への熱く強いこだわりが詰まったオリジナルの逸品。

夫婦二人暮らしにも嬉しい2合炊きサイズだから、日々の贅沢な土鍋ご飯に、時には季節ごとに移ろう和の食材の変化を楽しめる炊き込みご飯にも。

茄子の付いた蓋を開けて、じゅわっと立ちのぼる湯気とお米の甘い香りが、食卓を囲む人の笑顔を包み込んでくれる事でしょう。

なすび亭店主:吉岡氏がお店でも愛用する特製土鍋でピカピカの銀シャリを堪能してみてはいかがでしょうか。