蛇口から出てきたのは・・・

十日町駅周辺は居酒屋がけっこう充実しています。

その中の一つ「ZIKKA」は、地元魚沼の食材を使った素朴なおふくろの味が楽しめます。

店内は、アンティークな落ち着いた雰囲気で、長いカウンター席とテーブル席があります。

カウンター席に腰を下ろして、生ビールを注文。
カウンターに並べられた「おばんさい」から、3種類を選んでつまんでみると、地元魚沼の野菜をふんだんに使った、素朴ながらも懐かしい味わいです。

「これはビールじゃなくて日本酒かなぁ」と思いつつ店内を見回すと、カウンター脇に目に付いたのが「十日町の酔道」と書かれた蛇口が二つ。

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想像？妄想？を膨らませながら、お店のお母さんに聞いてみると、この蛇口から出てくるのはなんと日本酒とのこと！

「水道」ではなくて「酔道」なんて素晴らしい蛇口なんでしょう！

早速注文してみました。
蛇口から出てくるのは、地元魚沼の「天神囃子」と「松乃井」という日本酒。

残念ながら飲み放題ではなく、枡（一合）と枡入りグラスを選びます。
蛇口をひねると、トクトクと良い音を立てて、良い香りの日本酒が枡に注がれていきます。

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まるで現代版「養老の滝」のような演出にウキウキしながら、クイッとお酒を飲むとこれがまたおいしい！
さすが日本一の魚沼産コシヒカリを育む御膝元の日本酒です。

つまみも十日町の隠れた名物「醤油の実」に切り替えると、日本酒との相性抜群で、お酒が進む進む。

まさに実家のようにくつろいでしまいました。

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〆はオススメのラーメンを注文。

こちらのラーメンもこだわっていて、魚沼銘柄豚妻有ポークから取ったとんこつをベースにした、とんこつ醤油のスープに、米粉入りのもっちり極太麺の二郎系ラーメン。

ニンニクや野菜、味の濃さも調整でき、十日町で二郎系ラーメンを味わうことができます。

ちなみに、こちらZIKKAは夜の居酒屋だけではなく、ランチタイムに地元の食材を活かした定食もあって、これもなかなか美味しそうでした。

十日町を訪れた際のネタ作りに「酔道」を是非試してみてください。

ZIKKA