日本最古の焼き物の産地:魚沼妻有
魚沼地方の十日町市から津南町にかけての一帯は「妻有(つまり)地方」と呼ばれています。
この妻有地方では縄文時代から人が住んでいたといわれ、現在も各地で発掘作業が進められ、土中から縄文式の土器や矢じりが見つかっています。
中でも最も有名なものが平成11年6月7日に、縄文土器としては国内第1号の国宝に指定された「火焔型土器」です。
妻有地方は日本最古の焼き物の産地の一つ言っても過言ではありません。
ただ、時代の変遷の中で、妻有地方の焼き物文化は次第に影を潜め、今ではその作り手ほとんどいなくなってしまいました。
厳選吟味では、日本最古の焼き物の歴史を引き継ぐ「妻有焼き」に再びスポットをあて、数少ない妻有焼きの作り手の一人、陶芸家:村山大介氏とコラボレーションした、独自の妻有焼きの茶碗を製作しました。
昔ながらの茶碗ではなく、現代風なシルエットを意識した作品に仕上がっています。
通常の茶碗よりも小ぶりなため、シニアの方にはちょうど良いサイズです。
釉薬はシンプルな黒系を使用。魚沼産コシヒカリの白米とのコントラストが映えます。
4500年の歴史をつむぐ日本最古の焼き物「妻有焼き」のお茶碗でいただく、魚沼産コシヒカリの味わいはまたひとしおです。
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