映え~!

以前にも魚沼だよりでご紹介しました「清津峡」が、2018年に開催された「大地の芸術祭」にちなんでリニューアルされたため、稲の様子を見がてら足を伸ばしてきました。

リニューアル前は清津峡トンネルそばの駐車場に車を停められたのですが、今回は駐車場の手前から渋滞が発生していて、手前にある第二駐車場駐車場から歩いて向かうことに。

夏真っ盛りの陽気の中、汗だくになりながら500mほど歩いて清津峡トンネルの入口に到着。利用料600円を払ってトンネル内に入ると、坑内のひんやりとした空気に涼やかな風が吹き抜け、まさに自然のクーラー。噴き出した汗も引っ込みます。

 

トンネルを進んでいくと4か所の展望ポイントがあるのですが、展望ポイントごとにリニューアル前には無かったアート作品が展示されています。

以前は無かったトイレも設置されたのですが、宇宙船を彷彿させるような流線形。これもアート作品なのだそう。トイレに入るとなんと!外側の景色が見えるという驚きの作り。落ち着いて用が足せません(笑)

他にもトンネルの壁面が赤い凸面鏡で覆った変わった作品もあります。

 

 

 

 

しかし何と言っても、トンネル奥にあるパノラマステーションが今回のリニューアル最大の目玉!

以前から日本三大峡谷の峡谷美を存分に堪能できる展望所だったのですが、トンネル壁面がステンレス銅板に覆われ、床面に薄く張られた水たまりが映し出す景色が実に幻想的。


水たまりの脇は歩けるようになっていて、トンネル出口の前でポーズを決めて撮影されている方がたくさんいたので、スタッフも早速挑戦。隣に居合わせた方に撮影を依頼したところ、ポーズを決めた後に撮影してしまったのか、なんだか「Abbey Road」のジャケットみたいな感じに仕上がってしまい…まあ、これはこれで趣がありますが。

 

日本三大峡谷と現代アートが織りなす景観美は「インスタ映え」間違いなしのスポットです。