江戸時代の冷蔵庫
魚沼地方の十日町市は全国屈指の豪雪地帯として有名です。
そんな雪国:十日町ならではの、先人の知恵が残る旧跡が十日町市東部の川西地区にあります。
雑木林にある大きな穴。こちらは雪穴と言って、豪商:星名家により江戸時代中期に作られたもので、縦横約6メートル、深さ約3メートルの大きさがあります。壁面には玉石が積みあげられており、排水用に近くの川まで地下水路も掘られています。
雪穴の下部に横穴があり、当時はこの横穴に食べ物やお酒などを入れ、雪で埋めて貯蔵したそうです。雪のおかげで、夏場でも食べ物を冷やすことができたのだとか。
先人たちが作り出した「江戸時代の冷蔵庫」に、雪国の人々の生活の知恵を垣間見ました。
こちらの雪穴は国の登録有形文化財にも指定されています。
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