月夜の大合唱

今年は空梅雨のため、稲たちの育成状況が気になり、週末を利用して魚沼に行ってきました。

魚沼地方は田植えの時期は終わり、稲たちもすくすくと成長中。
生産者の方にお話しを伺いましたが、雨は少ないものの、今年は例年並みに雪が降ったため、雪解け水で十分まかなえるとのことで、一安心しました。

日が落ちて、宿に戻りしばらく部屋でのんびりしていると、外から何やらザワザワとした音が聞こえてきます。
「何事か?」と窓を開けると、聞こえてきたのは、グワグワと月夜の田んぼに響くカエルの大合唱!

田んぼに水が張られる5月初旬から8月くらいまで、繁殖期のカエルたちは求愛のため、また縄張りを主張するため、夜通しで鳴き続けます。

たまに鳴き声がピタッと止むときがあるのですが、1匹が鳴きはじめると、再び大合唱が始まります。

周囲を田んぼに囲まれた魚沼地方の、毎夜行われるカエルの大合唱は初夏から夏にかけての風物詩です。