春~は名~のみ~の雪~の深さや~♪

先週末に生産者の方の雪下ろし作業を手伝いに魚沼十日町に行ってきました。

3月下旬ということもあり、側道の積雪はそれほどありませんでしたが、それでもまだ70~80cmほどありました。

生産者さんのお宅に到着し、お茶を一服しながら雑談。

「今シーズンの雪は毎日降り続く事は無かったけど、1回1回がすごい降ったんで、雪ほりが大変でした。今年は雪が消えるまで時間がかかりそうかなと思っていたんだけど、3月に入って暖かい日が続いたので雪解けが早く、ようやく例年並みになったんで、田植えも例年通りできそうで安心しました。」との事でした。

農家さんとの雑談を終え、早速雪下ろし作業開始。

魚沼は豪雪地帯のため、屋根に積もった雪が落ちるよう屋根の傾斜がきつくなっており、家の裏側に落ちるように設計されています。

裏手に回るとそこには2階まで届きそうな雪の山が!スタッフが驚いていると生産者さんから「これでも大分解けたんですよ。ピークの時には3階建ての屋根と裏の雪山がつながったんだから。」との応え。今シーズンの雪は本当にすごかったんですね。

 

スコップを使って雪を掘り崩し、スノーダンプに雪を積んで側溝に捨てる作業を繰り返します。以前2月に雪下ろしの手伝いをしたことのあるスタッフですが、春先の雪は水分を多く含んでいて何せ重い!スノーダンプもなかなか進まず、また足場の雪も軟弱になっているため、足を取られながら何とか側溝までたどり着く状態。春の暖かい陽気も相まって、ものの5分もしないうちに身体がポカポカしてきて、10分もしないうちにジワーっと汗がにじみ、袖まくりして作業をおこなう事に。

2時間ほどの作業で雪も大分なくなり、作業終了となりました。

 

 

 

生産者さんからは感謝の言葉と共に、近くの温泉施設の割引券をいただき、疲れた身体を癒しに温泉へ。風呂から上がってさっぱりしたところで、魚沼十日町名物の「へぎそば」を山菜や雪の下人参のてんぷらと共にいただき、そばの美味しさと雪国の春の味覚に舌鼓。はらくっちぇ(お腹いっぱい)になりました。

追記:
慣れない作業で普段使わない筋肉を使ったのか、前回同様、全身が筋肉痛で起き上がるのも一苦労でした。ただし前回は翌日でしたが、今回は翌々日でした(笑)