江戸時代のアーケード
南魚沼市:旧塩沢町の旧三国街道沿いに「牧之通り」という通りがあります。
牧之通りの由来は、地元魚沼の名士:鈴木牧之にちなんで名付けられたそうです。
牧之は江戸時代、当時雪国の文化を知らない江戸や上方の人たちに、著書「北越雪譜」の中で雪国の暮らしや風習を伝えたそうです。
牧之通りは雁木(がんぎ)造りでできた雁木通りです。
雁木とは、家の前に出した庇(ひさし)の呼び名で、雁木通りは、道路沿いの家々が庇を伸ばして冬の積雪時の道路を確保する雪国の暮らしの知恵です。
さながら現代のアーケードといったところでしょうか。
電柱や電線が一切ない、300年前の往時の宿場町を再現した街並みは風情があり、街を歩けば、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚に襲われます。
牧之通りにはお店だけではなく、一般のお宅も多くあるのですが、どれも美しい造りがされていてびっくりします。
また、蔵があると思って入ってみると、信用金庫だったりと、なかなか趣を感じさせてくれます。
牧之通り内のお店には飲食店やみやげ屋もあり、魚沼の地酒を造る酒蔵さんもあります。
江戸の風情を感じさせてくれる牧之通り。情緒ただよう景観が楽しめます。
牧之通りはJR上越線「塩沢駅」より徒歩で5分ほどの場所にあります。
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